物件を見に行く際には、どんなところをチェックしたらいい?
2023年3月15日
物件を見に行く際には、どんなところをチェックしたらいい?
住まいを購入するに当たっては、多くの人が現地に足を運んで実際に物件を見てみると思います。ではその現地見学で、どんなことをチェックしたらいいのでしょうか。購入してから後悔しないために、この記事で見学する際のチェックポイントを押さえておきましょう。
物件を見学する前に、しておきたい準備がいくつかあります。ひとつは自宅にある家具について、幅・奥行き・高さのサイズをメモしておくことです。
見学する物件の多くは、家具などが撤去された状態です。でも、何も置かれていない部屋は、サイズ感が分からなくなりがち。家具を配置した時にどのくらいのスペースをとるかが分かると、部屋のサイズがつかみやすくなります。
チェックすべきポイントは、事前にリストアップしてメモしておきます。見学では緊張してしまい、見るべきポイントを見忘れてしまうことも。リストにして持参することで、見逃しを避けましょう。
当日は、チェックポイントのリストのほかに、気づいたことを書き留めておけるメモと筆記用具を用意したほうがいいでしょう。さらに、メジャーも必須です。各部のサイズを計ったり、家具を置いた時のサイズ感を計ったりする際に使います。
見学の際には、スマートフォンやコンパクトカメラで写真を撮っておくと、帰宅してから検討しやすくなります。ただし、物件によっては撮影不可の場合もあるので、撮影前に不動産会社の担当者に許可を取りましょう。
物件内では、キッチン・バス・トイレなど毎日使う住宅設備については、必ずチェックしておきたいものです。水回りは住宅設備の中でも劣化しやすい部分なので、特に中古物件の場合はリフォーム歴や下水の臭いがないかも確認しておきたいものです。
ほかにもドアや窓など、常に使用する設備に不満があると、住んでからストレスが溜まってしまいます。窓をチェックする際には、開け閉めをして遮音性も確認しましょう。
意外に見落としやすいのがコンセント。位置や数が十分か確認しておきましょう。クローゼットなどの収納部は、広さだけでなく内部の隅々まで見て、カビや変色、臭いがないかをチェックします。
建物の構造や耐震強度については、見学しただけでは分かりません。気になるようなら、不動産会社の担当者に確認してみましょう。
間取りや暮らしやすさをチェックするには、朝起きてから寝るまでの行動をイメージしながら、実際に動いてシミュレーションをしてみるのがお薦めです。
特に朝の慌ただしい時間、各自の部屋から洗面所、キッチンからダイニングといった動線がぶつかると、ストレスになってしまいます。できることなら、そこに住まう予定の家族全員で見学に行き、一緒にシミュレーションをしてみましょう。
シミュレーションをすると、間取りの善し悪しを簡単にチェックできるだけでなく、洗面台の高さやバスタブの広さといった住宅設備についても使い勝手を知ることができます。また日常生活だけでなく、来客があった際のシミュレーションもしてみるといいでしょう。
物件見学の際には、周辺の環境もチェックしておきたいものです。役所、病院、スーパーマーケットやコンビニエンスストアといったさまざまな施設の場所をチェックするだけでなく、駅から物件までの道、商業施設までの道、お子さんがいるなら学校や公園までの道を、実際に歩いてみましょう。
よく利用する施設までの距離は、地図を見ればすぐに分かります。しかし、坂がある、歩道が狭い、道の幅に対して交通量が多いといったことは、実際に歩いてみないとなかなか把握できません。
車での移動が多いなら、渋滞ポイントも調べておきたいところです。夜間に暗がりが多いと、帰宅時に不安に思うことも多くなるので、街灯の位置もチェックしておきましょう。
昼と夜で、町の雰囲気ががらりと変わる地域も少なくありません。幹線道路沿いなどでは夜間も交通量があり、昼間は気にならなかった車の走行音が、夜になると響くといったことも。余裕があるなら、夜間に改めて現地を訪れてみることをお薦めします。
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