住宅ローンの返済にあたって必要な知識
住宅ローンの融資が実行されると、毎月の返済が始まります。
返済について事前に知っておくと役立つことがありますので、確認していきましょう。
住宅ローンの初回返済月は、住宅ローンの融資実行日を基準に決まります。融資実行日によって、返済の開始月が翌月か、翌々月か、翌翌々月かが変わってくるのです。
例えば、毎月15日までに融資が実行された場合は翌月から返済が始まり、16日以降だと翌々月から返済が始まる、といった具合です。具体的な返済の日にちは、契約を交わした金融機関によるので、確認するとよいでしょう。
翌月から返済が始まる場合は、今住んでいる賃貸住宅の家賃とローンの返済が重複する可能性があり、家計の負担が重くなります。あらかじめ窓口となっている担当者に融資実行日の希望を伝えることで、その状況を回避できるかもしれません。
毎月のローン返済は、契約者が指定した銀行口座からの自動引き落しになります。
返済日は金融機関が指定した日にちになりますが、その日が土日祝日の場合は、翌営業日になるのが一般的です。念のため、金融機関に確認しておきましょう。
残高不足で引き落としができない、つまり、返済日に返済できないとどうなるのでしょうか?
この場合、返済金に加えて延滞損害金がかかるので注意が必要です。
延滞損害金の年利は、各金融機関が設定しています。
その年利を365日で日割計算して、延滞した日数分だけ延滞損害金がかかります。
具体的には以下の通りです。
例)毎月の返済額が10万円、延滞損害金の年利が14%、5日間延滞した場合
100,000×(0.14÷365)×5=191.78…
よって、延滞損害金は192円です。
基本的に、住宅ローンは返済が滞ると契約違反となり、借入金の残額を一括して返済する義務があります。返済日に返済できなかった場合は、すみやかに金融機関に連絡をして、返済金と延滞損害金を支払う必要があります。そうすれば、ローン契約は続行され、翌月から返済が再開されます。
以上のことを念頭に置きながら、返済の準備をしていただけたらと思います。
代表:駒崎竜
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